キックボクシングを習おうと思っている人へ

キックボクシングジムに通っている人は、どこのジムでもさほど変わりはないと思いますが90%の人が試合を望まない、またはやらない人です。しかし強くなりたい、上手くなりたいという思いは同じです。例えダイエット目的やストレス発散でキックボクシングをやる人で強くならなくてもいいや‼と思う人はいないです。 試合を目的とする人とそれを望まない人でも、パンチを打ったり蹴りを蹴ったら人を倒す事を目的としているのは同じです。ただその対象とする相手が選手はプロやアマチュアの選手を対象にしているのか、練習だけしている人は一般の素人や通り魔などの暴漢を対象に自己防衛を目的としているのかの違いだと思います。 しかしどちらも人を倒す事には変わりないし、打ち方や蹴り方も同じフォームを習得しなければなりません。当然相手が選手でなければそこまで精度の高い蹴りやパンチのフォームやタイミングは必要ありませんが、そのフォームがあればプロにも匹敵する威力が出ます。例えばゴルフの打ちっぱなしなどで練習している人は、必ずしもコースを回ろうとかプロを目指す人だけではないと思います。打ってボールが遠くまで飛ばすのが気持ちいいとか、何らかの楽しみやウェストが痩せるからという目的の人も居るでしょう。しかしレッスンプロなどに見てもらい正しいフォームでボールを遠くまで打てるようにするというのはプロと同じだしキックの試合を目的としない人と目的は同じです。しかしキックのジムでは会長やトレーナーなどで酷い人はフォームの説明もほどほどに「ハイ、力一杯やって‼もっと早く打って‼」などと汗を掻かせて痩せれば良いよ、どうせ試合には出ないんだから目的はストレス発散とダイエットでしょ‼みたいなジムも少なくありません。このようなジムに何年通っても素人に勝てる技術が身に付くかというと???です。威力のない蹴りやパンチを打って相手が倒れず怒らせるだけとか下手すりゃ打ち方が悪く相手の頭とか殴って指の骨折ったり骨盤蹴って自分で倒れたりしたら最悪です。 私が高校生の頃に後ろの席の人が私を挟んで前の人と口喧嘩をしていました。それがエスカレートし私の後ろの者が前の席の者を殴ろうとして思い切り右ストレート‼しかし手が届くはずもなく右ストレートは大きく弧を描いて私の席の左隣りの友達の頭を直撃しました。嘘のようですが本当の話です。フォームや間合いなど判らないし、やった事がない事すると奇跡のようなことが起きる事もあります。皆さん選手志望の人もそうでない人もフォームや間合いなど計算しましょう。特に間合いやタイミングも大事ですがその中でフォームは一番大事なのでフォームに拘って細かく教えてくれる指導者を選びましょう‼

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。