選手にとって大事な事とは!!

プロテイン最近の選手は身体を作る事に重きを置いているのをよく見かけるが、当然そこも大事ではあるが何か間違えている。
やれプロテインだ、ビタミン剤だ、筋トレの方法がああだこうだ、、、ボディビルダーじゃあるまいし考え方が間違っている。タイ人を見て欲しい、最近はプロテインとかも飲んだりしているが、そこはあくまで補助的で、飲んでいない選手も沢山いる。しかしみんな強い、なぜか?当然試合数のキャリアが物言うがその内容である。技術的な内容ではない、勝たなければならない精神である。プロは勝ってなんぼ、そして金がより多くなる、負ければ周りのスポンサーからは慰めどころか罵倒され、ジムの会長や金を賭けて応援している客からもボロクソ言われる。だから勝たなくてはいけないという気持ちが練習をより真剣にさせ、力も入る訳だ。生活の全てがそこにあるから、しかし日本人は生活の主には学校に行きながらのプロであったり、仕事やバイトをしながらのプロである選手が殆どである。負けて試合をやらなくなっても生活できる資質がそこにある。仕事をしない方が良いという事を言っている訳ではない。当然日本の今の業界の在り方ではキック一本で飯を食うのは不可能である。しかし精神は違うと思う、連敗したら辞める覚悟で試合に臨む、負けたら相手が強く自分が弱いと認め、それを何とかするには練習するしかないのである。タイ人の真似をして試合したら一週間休む、、、それは勝った選手はそれで良いが負けたらそんなに休むな、勝った選手が休んでいる間に自分が練習して差を縮めろと言いたい。しかしそんな事を人に言われてから、教わってからやる事自体私から言わせればプロとしてどうなのかと思う。
現役時代私も試合が終われば勝っても負けても身体も足も痛く休んでいました。そして治ったら頑張るという事をしていましたが、しかしそれでは勝った選手と同じでいつまでも差が縮まる事も無ければ、何の罰も自分に課せないと同じ事を繰り返す。それが嫌なら次は勝て!!連敗は死を意味する、キック辞めるのか滅茶苦茶必死になって練習して、死に物狂いで次の試合をする。そんな精神がプロには必要である。
現役中にそう気づいてからは試合に負けたらどんなに身体が痛かろうと辛かろうと、弱い自分がいけないと思い試合の次の日から練習したものだ。それが決して良い事だとは言わないがそれくらいの覚悟、気持ちを持って試合や練習に臨んで欲しい。例えは悪いが、昔のヤクザは自分の大きな失敗は指を詰める覚悟を持って仕事や生活に臨んでいたのである。皆さんはどんな覚悟で生活、練習、試合に臨んでいますか。
経済面はさておき、日本の選手にはプロとしての自覚やプライドを持ってキックボクサーとして輝いて欲しいと思います

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。