痛い練習!!(試合希望者、選手のみ)笑

今日の練習はみんな追い込んで痛い練習となりました。

追い込んだというとゼイゼイ、ハアハアと体力の限界までしたという事ではなく、蹴られて痛くて困る練習です。

大体こういう風に追い込まれた事のない人は大概下がり始めて手足が出なくなります。

しかしミット持ちの私は攻撃を止めません、そこからみんなはどうするか?という事を考えます。

「このピンチをどうするべきか?攻撃した方が良いのか、逃げと防御に徹した方が良いのか?」と。

だから逃げながら攻撃然り、防御に徹するに然り体を動かしながら頭を使う練習になります。

こういう練習をしておけば身体能力だけではなく+αの動きが出来るようになります。

人は痛ければ痛くなるほど攻撃や防御を覚える速さが増します。

毎日、毎回こういう練習をしたらジムの会員や選手は減って赤字になるのでやりませんが(笑)、これをやらなければ強くもならなければ上手くもならないのです。

そして次回の練習では同じタイミング、同じ場所に寸止めか軽く当てる様にします。

そうすれば前回の痛みをすぐに思い出し、「ヤバい、危ない!!」と思い身体に条件反射と神経が出来始めます。

このように疑似痛い、多少痛いを繰り返してあげる事で相手と対戦した時に防御の反応速度と相手の動きの予測する能力がついていきます。

キックやムエタイを選んで格闘技を志してジムに入ってきたのだから、みなさん試合しない人でも強くならなくて良い、と思う人は一人も居ません。

通り魔にしろヤクザにしろ絡まれて怪我させられそうになったり、殺されそうになったらキックやパンチを打って自分の身を守れなくては格闘技を選んだ意味がありません。

怖くてそんな事は出来ない、そういう人は格闘技を選ばずに陸上競技の短距離を練習した方が良いですね、敵を見たら猛ダッシュで捕まらないように逃げた方が身を守れますから。笑

うちのジムはフィットネスで試合をやらない人が95%ですがマススパーリングのラウンド数では日本のジムの中でも群を抜いて高いと思います。(およそ人/5~15R,選手においては20~40R/完全にバカですね。笑)

しかし私が長いラウンドのマスとか強要は一切していません、マスをやってもらった方が楽ですが全員ミットを持つので結局楽ではありませんから。

格闘技を志したら強い精神と肉体を養い、戦いの技術ではなく戦える技術を身に付けるのがうちのジムだと思っています!!

試合はしなくてもプロより強いくらいの人間になってもらいたいです。

皆さんその為の技術なら、多分私が日本一と自負しますので、試合しないフィットネスの超テクニシャン目指して頑張りましょう。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。