
- 焦る練習!!
練習にはフィジカル、メンタル両方鍛えますが中でも焦る事がある練習は重要です!!
試合に勝っていても油断したり、油断しなくても一発を貰ってKO負けする事もあります。またKOされるような一発ではないにしろかなりのダメージを受け、それがきっかけで負けてしまう事もあります。
特にキックの試合は肘で切られればダウンしなくてもTKOになる事も多いのです。
その様な攻撃を喰らわないようにするにはどうしたらよいのか?…
当然防御の練習もしますが、それはパンチが来たらパーリングしようとか、ウィービングしようとかの練習で、心に余裕があって避けれる心境にあるからで、不意打ちや決まったコンビネーション以外の攻撃が来たら喰ってしまうのです。
そういう喰ってしまう攻撃をなるべく喰わないようにする為には、普段から「おーっ、危ねぇ!!」とか、「うわっ、やられた」と思う気持ちになる練習が必要という事です。それはマスでも出来ますが選手同士よほどハイレベルならタイミングを取っても軽く当てる、もしくは寸止めにして焦らせる。という練習が出来ますが、それも毎日の練習であるわけではありません。それが毎日起こればどうでしょう、勘が働いたりそういう距離やタイミングになった時に用心して一発を喰わなくなるのではないでしょうか!?
その為にはそれが一番出来るのはトレーナーです。トレーナーとは選手のタイミングを理解し、そのタイミングで良いのか、間合いが間違えていないのか、その時々での攻撃フォームが良いのか、など普段から意識してミットを持つのだから簡単にタイミングを取って選手が焦る攻撃を仕掛ける事が出来ます。
れが出来ないトレーナーとしてはB級トレーナーです。
ここ1年半くらい私は自分のジムで指導している為、目黒藤本ジムのプロの選手を週に一回しか見てあげる事が出来ません、その為教えた攻撃力は変わらずですが、焦る回数が減った為試合でダウンする事や負けてしまう事が確実に多くなりました。毎日焦る練習をした場合は負け率20~25%、これが週一程度になると負け率は35~40%にまで跳ね上がります。
データを見る限りでも「焦る」事がいかに大事なのか判ります。
みなさん焦らせてもらえるような指導者に習いましょう!!
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