想定と予想

想定と予想でKO率を上げる
相手と対戦する時に攻撃しようと思うにあたり、先ず通常は相手の隙を狙う攻撃が大半ではなかろうか。
しかしその狙ったパンチや蹴りはの大半といより、先ず一発目の攻撃に関してダメージを与える攻撃が当たるのは1%の確率はないだろう。私の予想では400~500発に一発くらいの確率(0.20~0.25%)でかなりのダメージを与える攻撃がヒットする確率であると思う。
これは打つ瞬間に相手に隙があるという条件があり、当たるという予想(自分の体制も万全で攻撃出来る状態)の元に出す訳で、そんな条件が相手の動きだけの中から1R3分の中で何回も訪れるはずはない。したがってそのように攻撃する選手が大半だからみんな平凡な選手に見えるのだろう。
だから考え方を変え、自分の一つ攻撃を出した時に、どうして当たらないのかを分析する。
例えば右ストレートを狙っていた場合、相手の左のガードが下がった時を狙い、そこを打ったとしても一撃目に当たる確率は0.2~3%なので5試合に一度当たれば御の字位の確立になるだろう。そんな非効率的な攻撃はよほど余裕とスタミナがあればやってもいいが通常やるべきではない。オーソドックス同士の戦いにおいて、一撃目の相手の右ストレートに対して大概は左にウィービングして避しますます。それなので相手が上手くなればなるほどギリギリの拳一つから二つ以内の最低限の顔の避し方をするので、それを想定し顔の真っすぐの位置より右に拳一つ半くらいの所に打てば当たる確率は上がるはずである。
この様に攻撃も防御も想定と予想を入れてその確率を少しでも高くすればダメージ与える確率もKOする確率も上がるはずである。
その為には対人練習を軽く長くやって攻防の経験値を増やす事が上手くも強くもなるコツである。

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